5.30土曜日”MotrorHeads vol.2″にお越し頂いた皆様、誠にありがとうございました!
前回を上回る来場者数で、とても賑やかな夜でした。
私が参加しているバンドも深夜枠だったにも関わらず、驚くほど沢山の方に残っていただき楽しく演奏が出来ました。
またサプライズバースデーパーティーも開いてもらい、古くからの友人、関係者皆様の粋なはからいに感謝感激でした。どうもありがとうございました。
付き合いの長い仲間が増える事は非常に幸せな事であり、何物にも代えがたい財産ですね。
次に紹介する親友も、出会いは18歳までさかのぼります。
服飾の専門学校で上京してきて、東京で一番最初に出来た友達。
その彼は地元福岡で、とても素敵なブーツを創っています。
イギリスの名門シューメーカーを渡り歩き修行した技術、ひとひねりした独特のシルエットは、世界中のシューズラバーから注目を集めています。
今まで、TROPHYのSHOPに無かったのが逆に不思議なくらいですが、満を持して登場です。
まずは、これからの時期に重宝するダブルモンクサンダルが待望の入荷。
今回、TROPHY仕様の3パターンを用意しました。
左から、ネイビー、ナチュラル(ブラウンに近いです)、ブラック。
どれも三者三様の良さで悩みます。
TROPHYスタッフも全員が愛用。
私もバイクに乗らない時やアトリエで一日過ごす時は、もっぱらこれ。
オーダー靴が彼の持ち味ですが、レザーサンダルにもやはり “らしさ” が存在します。
蜜蝋・油脂成分をたっぷり含んだ質感が魅力のシカゴのホーウィン社のクロムエクセルレザーを使用。
クロムエクセルは今でこそレザー好きには広く認知されていますが、今思うとHMJではかなり昔から使用していました。
ストラップのアッパー部分は引っ張り込んだ後、ボンドで止め付けるだけでなく縫い上げを行っています。
ソールはブラックにはブラックビルケン、ナチュラルはブラウンビルケン。
ネイビーはホワイトのウェーブドソールをチョイスしています。
LANDISでアウトソールステッチを行っているので、ソール交換、カスタムも可能。
一生付き合えますね。
まずはベルトを全て外して足を乗せて、ストラップを締め上げてください。
履き面のクッションが足裏の形状や厚力に合わせて沈み込むので、履きこむ程に自分の足に合った痛みのない快適なサンダルになります。
TROPHYのデニムやパンツ類にも負けない存在感。
私の場合、サンダルはこれでゴールです。
ハンドメイドゆえに生産数には限界がありますので、興味のある方はお早めに。
17年前、靴作りを始めた時の処女作、イギリスに渡り帰ってきてからの作品、銀座のバーニーズの店頭で商品として並んだ靴を見た時は、自分のことの様にうれしかったですね。
“こだわり”という言葉が流行語のように使われていますが、私は使いません。
彼に会うと本当の意味合いを再認識させられ、まだ使っちゃいけないなと。
是非ともお試しください。
期待に応えます。
EGAWA