
1930年代からA-2と同様に支給され続けたUSNの伝統的ジャケット”G1″
私もヴィンテージのゴートG1は愛用していますが、良さを残しながらTROPHY流のエッセンスを加えてみました。
ボディで使用している肉厚な太畝コーデュロイは見る角度で光沢が変わる上質テキスタイル。
裏地は生地からステッチングで製作したコットンサテンキルティング。
一般的なダイヤステッチではなく、より複雑なダブルダイヤスモンドテッチです。
中綿分量も何パターンか出して最適な厚みをチョイスしました。
脇は、腕の運動量を考慮した立体裁断です。
糸から選び、編み立てたニットリブ。ウエスト、袖口の絞り具合も丁度いいです。
この絞り量が毎回難しいんです。
ストレートになりすぎシルエットはイマドキ過ぎるし、かと言って膨らみ過ぎからの急な絞りはあまりに時代錯誤で。
今回も作り直す事、3回。ようやく納得いくカタチになりました。
シゲはグリーンバッファローにブラック。
腰回りにはハンドウォーマーとフラップポケットを追加し、ジップは大型TALONに換装。
やはり上向きポケットのみでなく、斜めから手を入れれた方が、これからの時期には嬉しいですね。
ワタシはベージュ。再入荷したARMYニットをインナー、ボトムは1604。
ミルスペックとは異なる民間向けコマーシャルバージョンをコンセプトに各部を独自にアレンジしています。
ミリタリーギアとタウンユースの要素が高次元で融合した一着と言えるでしょう。
冬本番を前に店頭在庫でも完売サイズが増えてきました。
各Dealer様にもデリバリーされますので、是非足を運んで着てみて下さい。
遠方の方などはオンラインストアでもご確認が出来ます。
egawa