あっという間に年明けから一週間経ちましたね。

 

初売から沢山の方にご来店頂き、忙しくさせて頂きました。

 

あらためて、ありがとうございました。

 

 

さて本日は、年末にリリーススタートしたレザーグッズラインのご紹介です。

 

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革に携わり30年のスペシャリストとのコラボレーションによって生み出されるアイテム群は、デザイン、機能、レザー供給、縫製に至るまで、納得のいくモノを提供していきます。

 

 

第一弾は、純粋に使いたかったモノを具現化しました。

 

UKブライドルレザーと国産姫路レザーを組み合せたコインケースになります。

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Bridle Coin Case

 

 

ヒップポケットに入れるウォレットに厚みが出るのが苦手なので、コイン類はウォレットに10数年入れていません。

 

ゆえに、必ず別でコインケースを携帯しています。

 

使用しているブライドルレザーは、馬具用(手綱類)としてヨーロッパで生まれ、強い耐久性と堅牢度が特徴です。

 

折り返りと袋部分を立体化するにあたり、厚みと固さを考慮し内側は姫路レザーを使用。

 

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縫製は、固さのあるブライドルとの結合部はピッチの細かいミシン縫い、立体部のダーツは型を付けて手縫い。

 

箇所によって縫製仕様を変えています。

 

 

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バックには、レザーラインのトレードマークでもあるサンダーバード。

 

 

 

手入れ次第で、何十年もの使用に耐えられる皮革と言われるブライドルレザー。

 

左が新品。右は約4ヶ月毎日使用。

 

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革の表面の白い粉は、Bloom(ブルーム)と呼ばれる蜜ロウワックスで、摩擦で磨かれると美しい艶感が生まれるのもブライドルの特色です。

 

また、芯までオイルとロウを染み込ませて繊維間の強度を何倍にもしています。

 

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立体的な作りなので、かなりのコインが収納可能です。

 

常にポケットに携帯しているので、ハリのある新品とは比べモノにならない位、柔らかく馴染んでいます。

 

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それにしても、良い革です。

 

英国屈指の老舗タンナーから生まれたブライドルレザーは、生産性が決して高く無い伝統製法を貫ぬき、創業から変わらないクオリティを現在まで保っています。

 

ウォレットやジャケットの経年変化とも異なる魅力ですね。

 

是非、育て上げて下さい。

 

 

Bridle Coin Case

 

 

 

 

egawa