一年を通して、ほとんどの日を革靴で過ごしています。

そんな私に欠かせないのが日々の靴磨き、休みの前の日に夜な夜な磨いたりと趣味の一部となりつつあります。

 

普段から愛用しているのは、弊社でも取り扱っているCollonil。

店頭でも革のケア方法など聞かれる事も多いので、改めてブランドの紹介と私のお薦めをご紹介します。

 

 

“Collonil”

1909年、ドイツ・ベルリンで産声をあげたシュー&レザーケアブランド「コロニル」。

その1世紀を超える開発と挑戦の軌跡は、時代に先んじたクオリティの高い製品を数多く生み出してきました。

 

その中でも、Trophy General Storeがメインで扱っている”1909 シリーズ”

コロニル誕生年である『1909』を名に冠したこのシリーズは、

上質な成分を配合し、伝統と革新的な技術を融合、独自の調合により生まれました。

『1909』のコンセプトは『潤い』、レザーアイテムに『潤い』を与えることで、

その風合いを保ちながら、美しい経年変化を描いていきます。

 

その中でも1909 SUPREME CREME DE LUXE1909 SUPREME PROTECT SPRAY の2種類のケアアイテム。

 

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1909 SUPREME CREME DELUXE

Color.Black , Colorless

¥3,300

皮革への浸透力の高いシーダーウッドオイル、ラノリンなどの天然オイルを配合した皮革のための最高級栄養クリーム。

バランス良く保革・栄養効果、柔軟性を与え、色付の物は補色性にも優れています。

フッ化炭素樹脂が撥水効果を与えてくれます。

 

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1909 SUPREME PROTECT SPRAY

¥2,530

フッ化炭素樹脂と皮革への浸透性が高いシーダーウッドオイルをブレンドした防水スプレー。

フッ化炭素樹脂とシーダーウッドオイルが皮革繊維に深く浸透し、高い防水効果と保革・栄養効果があります。

スプレータイプなので、レザージャケットやバイクのシートなど広い部分を塗るのにも適しています。

 

この2点を手元に置いておけば問題ないですが、ケアが面倒な方はスプレーのみでも構いません。

梅雨時期には、CARBON PROと呼ばれるPROTECT SPRAYよりも持続力の高い防水スプレーも取り扱っております。

 

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CARBON PRO

¥2,860

レザーアイテムだけではなく、あらゆる素材に使える防水スプレー。

スプレーする事で網目状の保護膜を表面に構成し、保護膜は耐摩耗性や伸縮性を有し、衣類や靴などのシワの部分にも、平面と同様の高い防水効果を発揮します。

保護膜は通気性がありながらも、外部からの水や汚れを通しにくい構造になっています。

 

普段は1909 SUPREME PROTECT SPRAYを使用し、梅雨時期や雨が続く日はCARBON PROを使う様にしています。

 

 

ケアをどのようにすれば良いのか分からないと、店頭で多く聞かれますのでお手入れの仕方を簡単に説明します。

 

 

1、クリーニング

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普段履いてない物でも、日常のホコリなど付いてますのでブラシで汚れとホコリを取り除きます。

ブラシは個人的には馬毛ブラシが、クリーニングにも仕上げにも使えるのでお薦めです。

その後、クリーナーで汚れをしっかりと落としてください。

ご自身で持っているケアアイテムの成分に蝋が入っている方は、クリーナーでしっかりと古いクリームを落としてください。

コロニルの製品には蝋が入っていない為、クリーナーを毎回しないでも大丈夫です。

 

この時に使用しているクリーナーは、Reiniger/ライニガーと呼ばれるスプレータイプのクリーナーです。

スプレータイプなので、塗った箇所がシミなどになりにくく古いクリームもしっかりと落としてくれます。

 

 

2,防水

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次に行うのが、 PROTECT SPRAYやCARBON PROで先に防水効果を与えます。

通常ではクリーム→スプレーの順番だと思いますが、コロニルでは先に防水スプレーから行います。

防水の成分が革に浸透し、通気性は失いませんその後クリームを塗る事でクリームの伸びも良くなります。

 

 

3,栄養補給(補色)

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クリームで革に栄養(補色)を補給します。

少量を取り塗っていきます。いらなくなったTシャツなどコットン100%の物を使用してください。

鏡面磨き等流行りましたが、普通に磨くだけでも自然と革本来の艶がでてきます。

薄く伸ばす様に塗るのがコツです、先程の防水スプレーをかけておくとクリームの塗りやすさが違います。

 

 

4,仕上げ

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仕上げに乾いてる部分で乾拭きをし、馬毛ブラシや1909 FINE POLISHING BRUSHでブラッシングしてください。

余分なクリームを除く作業になりますので、根気良くブラッシングしてください。

これを月に1回ぐらい行えば問題ないと思います、それ以外の時はブラッシングで十分綺麗になります。

 

 

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しっかりと裾上げしたパンツと磨かれた靴を合わせるだけで、個人的に気持ちが上がります。

BLOGでのご紹介となりましたが、店頭でお声掛けしていただければ実演する事も可能です。

私自身、靴磨きをする様になってから靴が少しでも汚れているのがどうしても気になってしまいます。

時間と共に革が良い感じに経年変化するのと、ケアをしないままの革とでは大いに違います。

 

 

最近は靴磨きのお店もあるので、私自身足を運んだりしてます。

プロと素人では話が違いますが、所作や色々な事を勉強出来るので、年に1回お気に入りの一足を手入れしてもらいます。

 

 

革靴も値段が上がってきて高額が物になっています、長く愛用していく物として大事に使うのは当たり前です。

大事にしていれば、一生とは言えませんがずっと履く事が出来るのも革靴の魅力だと思います。

デニムと同じで、ソールを交換したりリペアをする事で愛着も湧いてきます。

是非、普段のブラッシングだけでも良いので、ご自身の大事な1足に仕上げてください。

 

 

 

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