再びアナログレコードに凝っています。数年に一度訪れるマイブームです。

TROPHYの店舗も初期はレコードに針を落として、BGMとして流していました。

 

持っているCDを再びレコードで買うという謎の行為。

You Tube でも聴けるでしょ。は誰もが口に出る寸前の一言。

 

 

こんな矛盾を楽しむのも、令和時代の贅沢な時間の使い方かもしれません。

アナログの生々しい空気感いいですよ。
 
 
 

新たにラインナップに加わった “Ranger W Riders Jacket.” を紹介します。
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“Ranger W Riders Jacket.”

Col./ Black.

Price./¥195,000+Tax.

 

ダブルのライダース。

 

5ポケットのデニム同様、50年以上変わらない歴史が物語る通り、普遍的な魅力があります。
王道がゆえの奥深さ、時代の空気を纏い変化しながら派生したスタイルが、新旧、メンズレディース、多数存在します。

 

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この Indian Motocycle 製レザージャケットを数年前に手に入れた時、構想が始まりました。

 

古着で育った私も大好きなヴィンテージレザージャケット。

長年愛用されて育った革は何物にも代え難い雰囲気ですが、着れば着るほど当然コンディションは下がります。

 

それでも好きで手に入れ、日常使いで酷使し直しながら着ていました。

その経験をもとに、ヴィンテージを理解しながら新たな価値観を生み出すのが、私達のモノ創りです。

 

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ジャストな腰回りに対し、広いアームホールとアクションプリーツの恩恵で腕まわりの窮屈さは皆無です。
アクションプリーツ内部には開き切らない様に平ゴムを仕込んであります。

 

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裏地はやや地厚なコットンのバッファローチェック。
ギアにも洒落っ気が感じられる自分が思うアメリカらしいディティール。

 

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フロントジッパーは耐久性に優れているユニバーサルの扇型とレザープルタブ。
両玉縁ポケット、袖口はダイヤ引き手が付いたチェーンジッパー。
グローブ着用時でも、開閉は容易です。

 

スナップボタンはアメリカのDOT社製。
パチっと気持ち良く開閉します。

 

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背面の左サイドには、いわゆるマップポケット。昔は国内外、地図は旅の必需品でしたね。

 

このジャケットはあえて片側のみです。
両サイドにジッパーが付いている場合は、タンデム(二人乗り)時の後者のハンドウォーマーにもなったディティールです。

 

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オリジナルホースハイドは、素上げに近い革を独自レシピでタンニンを使い仕上げています。
着込む事で、革に閉じ込められた油分が表面に現れ、シワ部分やアタリが付く箇所からツヤが出ます。

 

まだコロナが流行する前に訪れた、今年1月のドイツ展示会、2月のアメリカ展示会でもレザー好きから高評価でした。
ちなみに海外では、茶芯の事を Tea Core(ティーコア)と呼びます。

 

TROPHYのダートデニムとこれ以上、相性の良い革は無いでしょう。

生産を請け負って頂いているレザーファクトリーも10年を越える付き合いです。

 

作り手の顔が見えるモノ。
私達のモノ作りは、こういう所も重要です。

 
 
 

Style Sample

 

 

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Cap./“Cord Vito Hunting.”/Black

Jacket./“Ranger W Riders Jacket.”/Black

Pants./“1605 Standard Dirt Denim.”/Indigo

Boots./”Arrow Engineer Boots.”/Black

 

ホースハイドとダートデニム、そしてエンジニアブーツ。
10年後も同じ格好をしてるでしょう。

 

 

 

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Cap./“Deck Prisoner Cap.”/Black

Jacket./“Ranger W Riders Jacket.”/Black

Shirt./“Signet Shirt.”/Black

Pants./“Cord Vito Trousers.”/Brown

Goods./”Silk Jacquard Tie.”/Olive

Eyewear./”Trophy Optical”Farer.”/Brown

 

ハードなアイテムとテーラー要素のあるアイテムの合わせも好きです。
相反する要素は色気を生みますね。

 

 

 

馴染んだとはいえ、硬さが残る革の表情は、まだまだ魅力50%といったところでしょう。
いばらの道ですが、楽しめる方を歓迎します。

 

年齢を重ね、沢山のモノを所有していくと気付く事があります。
結局のところ、いつも手に取るモノ、また手に入れたいモノって決まってきますよね。

 

好きな服が、その人にとって一番似合う服だと思います。

 

 

 

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Egawa