ホットロッドショーの出店案内書も届き、気づいたらイベントまであと2週間。
今年もTROPHYはベンダーブースにて出店を行います。
毎年ブースに足を運んでいただける方々にお会い出来る事を楽しみにしています。
さて、気温の変化とともに11月になると袖を通したくなるのがウールシャツ。
スリーシーズン着用できるコットンワークシャツも好きですが、ウールは季節を感じながらの着る楽しみがありますね。
2色どちらか悩みながら、ベージュをチョイス。
今季は、厚みより柔らかさと毛足の長い起毛した質感を重視してウール選びを行いました。
ワーク、アウトドアアイテムで見る事の多いバッファローチェックですが、TROPHY流のディティール、サイズ感をミックスしています。
襟は先端に向けシャープに尖らせ、あえてアウトステッチを入れずにふわっと仕上げています。
ペンドルトンなんかも入っていませんが、襟にステッチが入る入らないで印象が変わりますね。
ここ数シーズンのチェックシャツのフラップポケットは、フラップを柄合わせし、ポケット部をバイヤス(斜め)断ちにしています。
何年代の何々といったディティールではなく、私が気に入っていて度々使う仕様です。
起毛させた表面と裏面で表情の違いが見てとれます。
ボタンはバッファローの角から削り出した本水牛の4穴ボタン。
厚みもさる事ながら、テカっとしたグロス仕様も気に入っています。
背面はヨークをつけず、肩の曲線に合わせダーツを取っています。
これもここ数シーズンのお気に入り仕様。
サンフランシスコに行った際、ヴィンテージショップで見つけた50’sシャツを参考にしています。
シャツは、この肩ダーツが気に入り購入。
サイズ感は大きすぎず、適度に絞り、サーマルやカットソー上、ストームベストのインナーに最適なサイズ感に仕上っています。
中空繊維のウールの特徴として、水分を取ってくれる吸湿性があります。
ヘヴィアウターを着て暖房の効いた室内、店内に入った際、ウールシャツをインナーに着用していると発汗の蒸れを抑えてくれます。
アウトドアウエアで、フリースやハイテク素材が進化し続けるなか、いまだ昔ながらのウールシャツが愛され続ける理由の一つかと思います。
2色ともにオススメです。
egawa