昨日の雨から一転、本日快晴です。

ただ、いよいよ寒さも本格化してきましたね。

 

家のクローゼットのアウターラックは、一重のアウターから裏付きのヘビーアウターに全て入れ替えました。

毎年この時期に一軍入りするのは、当然の事ながらミリタリーベースの防寒アウター。

 

 

 

“N-1″は改良を重ねながら長年リリースを続けていますが、今季は新たに“B-29″が登場です。

似て非なる二着を比べてみましょう。

 

まずはアウターシェル(表地)の高密度グログラン。

 

N-1は、深い”黒”。

B-29は、ややトーンの落ちた”墨黒(黒にちかいチャコール)”。

 

裏地はどちらも保温性の高いアルパカウールです。

 

1120IMG_6700

 

 

こちらは3年着込んだN-1。

ショールカラーの衿、着丈の長さ、袖口リブ等、もはや説明不要のジャケットですね。

 

TROPHYではポケット口にレザートリムを付けた、コマーシャルバージョン(民間向け製造)をコンセプトに製作しています。

 

1120IMG_6696

 

 

 

そして、今季の顔”B-29″は、着丈が延長され、ディティールも異なります。

 

1120IMG_6798

 

 

バックヨークやシェイプされた脇のシャーリング(ウエストゴム)もこのモデルの特徴です。

 

1120IMG_6717

 

1120IMG_6718

 

 

 

両者ともにチンストラップが付き、衿を立てた際は、B-29の方がアゴ下まで覆われます。

 

1120IMG_6701

 

 

 

前開きは、どちらもTalonジップ。

ボタン付きのN-1、スタートとエンドにスナップボタンが付くB-29。

 

1120IMG_6713

 

 

B-29は、ジップのムシ(金属の歯)を左半分隠しています。

ミリタリーアイテムに時おり存在する、こういった隠れディティールが好きです。

 

1120IMG_6705

 

 

ウエストポケットは、レザートリムが特徴のN-1。

 

1120IMG_6697

 

 

 

B-29は、厚手のコーデュロイを用いたハンドウォーマーと物が落ちる事のない上部からのフラップポケットによる2ウェイ。

 

1120IMG_6715

 

 

袖口はどちらも防風性の高いインナーリブ仕様ですが、B-29はカフス裏までアルパカウールが詰まっています。

 

1120IMG_6702

 

 

着丈の長さも比較。

同じ40サイズですが、5.0cmの差があります。

 

1120IMG_6723

 

 

着丈を延長したB-29ですが、バイクに乗る際を考慮しジップエンド位置を上げています。

座った時もジップのつっぱりはありません。

 

1120IMG_6719

 

 

N-1はブラックを愛用しているので、B-29はオリーブドラブをチョイスしてみました。

 

1120IMG_6809

 

 

着込んで良い雰囲気になってきたUSMC HBT シャツ x ローバックオーバーオールの上に羽織ります。

 

 

本来のB-29をかなりモディファイしているのですが、満足のいく良い仕上がりになりました。

自信を持って、お勧めします。

 

 

B-29 TR mfg.

 

 

デニムやワークシャツ同様に各ブランドからリリースされ、各々の個性が表れたN-1。

TROPHYの答えはこちらです。

 

N-1 TR mfg.

 

 

どちらも甲乙つけ難いジャケットですね。

ぜひ、店頭で手に取り着てみて下さい

 

 

Egawa