昨夜は、TROPHY GENERAL STOREを作ってくれた”WARLOCK“、そして電気全般を担当してくれた”ノブデン”と仕事終わりにナイトラン。

 

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Lキャブでドーピングした47クロマティ。

 

いつ、どこを一緒に走っても楽しい二人。

深夜にデカいステーキを食べて、馬鹿話で2時間盛り上がる。

 

ニュートラルに戻れる、こんな時間がとても大切ですね。

 

 

 

今日は、リリースからコアなお客様に好評を頂いているブラス(真鍮)”Trophy Ashtray“をあらためて紹介。

 

こちらも付き合いの古い単車乗りのおかげで、カタチにする事が出来ました。

 

 

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ヒルクライムイべントのトロフィーをモチーフにした重量感のあるブラスアシュトレイ(灰皿)。

 

デニムパンツやジャケットを作る上でも、生地、付属選び、型紙製作、サイズグレーディング、縫製、仕上げと数多くの工程を踏みます。

 

が、立体物となると完全に別の畑。

今回のサンドキャストは大変勉強になりました。

 

既存のアリ物があって、型を抜く訳ではないので、いきなりハードルが上がります。

まず、徹底的に各部の寸法を出して仕様書を起こし木型を製作。

 

 

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立体物は形にした時にイメージが変わりやすいのが難しいところ。

 

何回も打ち合わせ、細かな角度調整を繰り返しました。

今回、作り直す事、なんと5回!!

 

コストが頭をよぎりますが、どうしても作りたかったので突き進みます。

完全に後には引けません。

 

 

納得のいく型が完成したら、真鍮で製作します。

 

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ついに、真鍮カップが姿を現しました!

服のサンプルが上がる時とはまた違ったドキドキ。

 

 

バリを取り、ここからが重要な磨きと文字入れ。

 

昔ながらのサンドキャスト特有の凹凸感を残しながら手作業で磨きを掛けます。

ピッカピカのギラギラは嫌なので、ポリッシュの加減が重要です。

 

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文字入れとナンバーリングも手作業で一つずつ丁寧に加えます。

それぞれ表情が異なるのも魅力ですね。

 

 

 

別パーツの火消し棒を取り外し可能にする為、本体にネジを切って取り付けます。

これもセンターがズレないよう、当然の如く慎重に行います。

 

 

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手間と時間、そして沢山の思いが詰まったTROPHYが完成。

 

全ての量産が完成した時の興奮は忘れられません。

 

モノ作りに大変さは付きもの、でもそれ以上に楽しく完成時の喜びは何物にも代え難いです。

 

また、人との繋がり、協力によって生み出されたモノは、長く使い続けられる魅力を持ちます。

 

 

自慢の一品。

是非、店頭で見てください。

 

 

Trophy Ashtray

 

 

 

 

 

egawa