オリジナルテキスタイル “BLACKIE DENIM”
一見、普通のブラックデニムに見えますが、手に取ると表情の違いに気付いてもらえるかと思います。
その理由は、糸の染色方法に違いがあります。
右が二年着用の1905 STD
縦糸7番を黒の硫化染め、横糸7番は茶色の反応染めで染色。
色落ちする硫化黒の芯色の白がうっすら出ながらも、褐色の少ない反応染めの茶色が色味を残します。
生地を織ってもらった歴史ある岡山の工場でも初の試みとなり、履き込む事で表情の変わる
“黒”生地が生まれました。
シングルステッチ、チェーンステッチも全て濃茶のコアヤーンで縫製しています。
コアヤーンは、ポリエステルの芯に綿を巻きつけたを縫製糸。
耐久性と色落ちの風合いを併せ持ち、個所によって糸番手(太さ)を変えています。
この1905 STD
まだまだ履き込んでみたいと思います!
ところで
“Blackie”と聞いてピンとくる人も多いでしょう。
音楽、特にロック好きなら、皆このギターの存在を知っていますね。
56年、57年の3本を分解して最良のパーツで組み上げたストラトは、ギターの神様の長年の愛機でもあり
塗装が剥げ木地が現れたボディは、数々の名曲、名演を共にした証しですね。
薬物依存治療施設に寄付すべくNYで行ったオークションで、ロック史上のアイコンとなったこのギターは
95万9,500ドル(およそ1億1200万円!!!)という前代未聞の記録的金額で落札。
“黒”はいつの時代も魅力があります。
egawa