昨日の雨から一転、本日快晴です。
ただ、いよいよ寒さも本格化してきましたね。
家のクローゼットのアウターラックは、一重のアウターから裏付きのヘビーアウターに全て入れ替えました。
毎年この時期に一軍入りするのは、当然の事ながらミリタリーベースの防寒アウター。
“N-1″は改良を重ねながら長年リリースを続けていますが、今季は新たに“B-29″が登場です。
似て非なる二着を比べてみましょう。
まずはアウターシェル(表地)の高密度グログラン。
N-1は、深い”黒”。
B-29は、ややトーンの落ちた”墨黒(黒にちかいチャコール)”。
裏地はどちらも保温性の高いアルパカウールです。
こちらは3年着込んだN-1。
ショールカラーの衿、着丈の長さ、袖口リブ等、もはや説明不要のジャケットですね。
TROPHYではポケット口にレザートリムを付けた、コマーシャルバージョン(民間向け製造)をコンセプトに製作しています。
そして、今季の顔”B-29″は、着丈が延長され、ディティールも異なります。
バックヨークやシェイプされた脇のシャーリング(ウエストゴム)もこのモデルの特徴です。
両者ともにチンストラップが付き、衿を立てた際は、B-29の方がアゴ下まで覆われます。
前開きは、どちらもTalonジップ。
ボタン付きのN-1、スタートとエンドにスナップボタンが付くB-29。
B-29は、ジップのムシ(金属の歯)を左半分隠しています。
ミリタリーアイテムに時おり存在する、こういった隠れディティールが好きです。
ウエストポケットは、レザートリムが特徴のN-1。
B-29は、厚手のコーデュロイを用いたハンドウォーマーと物が落ちる事のない上部からのフラップポケットによる2ウェイ。
袖口はどちらも防風性の高いインナーリブ仕様ですが、B-29はカフス裏までアルパカウールが詰まっています。
着丈の長さも比較。
同じ40サイズですが、5.0cmの差があります。
着丈を延長したB-29ですが、バイクに乗る際を考慮しジップエンド位置を上げています。
座った時もジップのつっぱりはありません。
N-1はブラックを愛用しているので、B-29はオリーブドラブをチョイスしてみました。
着込んで良い雰囲気になってきたUSMC HBT シャツ x ローバックオーバーオールの上に羽織ります。
本来のB-29をかなりモディファイしているのですが、満足のいく良い仕上がりになりました。
自信を持って、お勧めします。
デニムやワークシャツ同様に各ブランドからリリースされ、各々の個性が表れたN-1。
TROPHYの答えはこちらです。
どちらも甲乙つけ難いジャケットですね。
ぜひ、店頭で手に取り着てみて下さい
Egawa