Trophy General Store を作ってくれたWARLOCKと2台でぶらり。

 

同じ時代の同じバイクに乗る同じチームの同い年。

借りっぱなしの部品が沢山。借りっぱなしの恩も沢山。

 

10年後、その先もおそらく関わりが変わる事のない人です。

 

hc-2016-02-05-23-51-39

 

 

そんな彼も愛用(めちゃくちゃ似合ってる)していて、今季ルックブックでも注目度が高かったのがこちら。

 

 

hcIMG_5023

 

 

TROPHY  HAND COWICHAN

 

 

カウチンの ルーツを調べると、カナダバンクーバー島の先住民カウチン族が作ったセーターに由来するそうです。

 

なるほど。ひとつ雑学が増えました。

 

TROPHYでは初リリースアイテムとなり、今シーズン試行錯誤を重ねて商品化したアイテムの一つとなります。

 

今まで作っていたニットの生産背景とは異なり、カウチンを作れるところを探すところからのスタートでした。

 

 

HCIMG_5020

 

ザックリとした100%ピュアウールの編み糸は、スイスに拠点を置く紡績メーカー『INTIFIL SA』 社のモノ。

 

伝統ある南米ペルー原産ニット用などの高級糸を扱う老舗メーカーです。

 

 

そして、ハンドニットの名の通り、ひと編みずつ人の手で編まれています。

 

手作業で作っているので、一日の生産数もしれています。

 

 

 

hcIMG_5024

 

 

フロントの トロフィーとチェッカー柄は、ローゲージで表現出来る最良のバランスを追い求めました。

 

 

hcIMG_5025

 

 

製作当初は使用する糸の色数を3色で考えていましたが、オーセンティックなカウチンとしてのルックスイメージを優先。

 

ヘザーグレイとオートミールの2色を選択しています。

 

 

hcIMG_5026

 

 

背面にはインディアンチーフ。

レースを連想するチェッカーとインディアンとNo.1。

 

アワードジャケットのイメージも含み、TROPHYらしい一着に仕上がったと言えるのではないでしょうか。

 

 

hcIMG_5027

 

 

袖はぐるり一周よく見ると、アロー(弓矢)柄です。

 

袖はもたつきを減らし適度 に絞っています。

 

 

hcIMG_5021

 

 

フロントジップアップは、コの字止め付きUNIVERSALに革ジャンと同様のカットを施したレザーの引手を付けています。

 

 

 

hcIMG_5029

 

 

ボリュームの出過ぎないシルエットを目指したので、シャツやクルースウェットの上に最適です。

 

手で持った時のしっかりとした重量感は、実際に袖を通すと重く感じる事はありません。

 

そしてカナダの極寒でも古くから愛されていた通り、保温性はかなり高いです。

 

どこか懐かしさもあり、温かみのあるハンドニット。

 

ワードローブに一枚加えると、毎年冬が来るのが楽しみになるかもしれません。

 

 

 

 

TROPHY  HAND COWICHAN

 

 

 

 

 

EGAWA