本日は入荷を心待ちにしていた ”手ぬぐい” の紹介です。

 

私自身、バンダナは散々収集し、TROPHYでも過去にも複数作ってきました。

ですが、昨年から頻繁に使い出しているのが、創業140余年、日本橋・戸田屋 の梨園染 “手ぬぐい” なんです。

 

戸田屋の梨園染めは、手ぬぐい、浴衣をはじめ、扇子、うちわ、のれん等、数百の柄、バリエーションで江戸の粋を代々継承しています。

 

そんな「伝統的な職人技」と「日本の現在」を染め上げた歴史ある戸田屋様に、オリジナル柄を製作して頂けるとは夢にも思っていませんでした。

 

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愛用していたものをオリジナルアイテムとして作ることができる。

とても嬉しい事ですね!

 

 

格子状の太さ違いのラインとサークルが特徴的な柄になります。

 

ブラック、ブルーは柄を抜染、ベージュは青で柄をを染めています。

三者三様の雰囲気を楽しんで頂けます。

 

 

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梨園染の特色といえる「注染(ちゅうせん)」

 

伝統工芸に指定された染色方法で染め上げた色合いの美しさ、風合いの良さは熟練の職人達による手染めだからこそです。

 

また、手ぬぐいで使う上質な晒木綿も、独自に生産している30番手特岡という高級生地になります。

 

化学繊維や最新のハイテクノロジー素材とは違う、素肌にやさしい木綿(コットン)は丈夫で軽く、吸湿性に優れているので、汗や水分等を程よく吸収し、すばやく乾きます。

 

 

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実はこの格子柄。

ハウスナンバーでもある”1605″を表現しています。

 

解読できますでしょうか?

ヒントは、サークル(丸柄)です。 笑

 

 

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染料の微妙な滲みや、生地端のミミ部分の染料が薄くなっている辺りも良い雰囲気ですね。

 

手ぬぐいはバンダナとは異なり、裏表がない両面表です。

 

梨園染は、染色の段階で染料を布の上から下まで、繊維の芯まで染料を浸透させます。

 

見えないところや裏側にまで徹底的に凝る日本人の古来からの美意識とも言える箇所ですね。

 

 

TROPHY のバックポケットはサドルウォレットやトラッカーウォレットに対応すべく、やや深めのタイプが多いのでバンダナより長さのある手ぬぐいも良いサイズ感です。

 

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首に巻いてショールというか、汗拭きに使うも良し、愛妻弁当を包むも良し、切って好きなサイズにするもまた良しです。

 

 

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使うほど風合いが増し、肌に馴染んできます。

洗い込むほどに染め色が落ち着き、色の変化も楽しみの一つになりますね。

 

早速好評で、皆さま手に取って頂いております。

 

私は全色コンプリートです。

 

 

梨園染 ” Tenugui “

 

 

沢山の方に愛用して頂きたいと思い、コスト度外視の”粋”なプライス設定です。

 

是非、お試しください。

 

 

egawa