ディーラー店頭で行った15春夏内見会も無事に終えることが出来ました。
各地で沢山のお客様にお会いし楽しい時間が過ごせました。
お客様の喜んでいる姿は、いつもモノ作りの励みになっています。
ちょっと早いですが、来春の自信作も乞うご期待です。
さて、秋冬ラインナップもいよいよ揃ってきました。
ハウンドトゥース（千鳥格子）チェックウールを使用したセミドレスシャツが入荷。
ワークシャツの環縫いを多用しながらも、襟や前立て終わりの形状はテイラー要素を含んだ一枚。
袖口や台衿、ヨークにはコットンサテンのスレキで切り替え、ボタンはタグワ椰子のナットボタン。
台衿と同様にシャープな上衿は剣先も細めの仕上がり。
全体の糸番手（太さ）は落とし、運針（ステッチピッチ）も細かくしています。
ポケットはシングルステッチで縫ったり、セミドレスの名がつくモデルは仕様もワークシャツと異なります。
カーブした裾は、三つ巻き縫いをした場合、反り返ってくるので、オーバーロック仕上げ。
ウールシャツはインナーや着方を悩む方もいるかと思います。
この時期に万能なのは、やはりロングスリーブのサーマル。
オートミールのクルーをインナーに、色合いの良いパープルの組み合わせ。
こちらは、ブラックのヘンリーに渋めのブラウン。
前は閉めずにラフに羽織る感じで。
千鳥柄といったら、やはりアイボリーxブラック。
トラッドにならず、ありそうでない感じが気に入っています。
ボトムは最近よく履いているワインカラーのスウィンギントラウザース。
今季のストームベストとも相性が良いですね。
これまたカッチリし過ぎないよう、ローゲージニットでカジュアルダウン。
裾はタックイン、アウトが可能な着丈となりますが、インしてサスペンダーもお勧めですね。
保温性のある柔らかいウールシャツは季節感も感じられ、寒い冬に楽しめる一枚かと思います。
この上に、次回入荷のNevada Coatを羽織りたいです。
待ち遠しい。。。
egawa