エンジニアブーツ。

 

5ポケットのデニム同様、50年以上変わらない歴史が物語る通り、普遍的な魅力があります。

王道がゆえの奥深さ、そして現在は様々なカスタムモデルが世に存在します。

 

私自身も数多くのエンジニアブーツを履いてきました。

数シーズンで2軍落ちするファッションアイテムは作りたくないので、自身のスタンダードを提案します。

 

 

長らくサイズが欠けていた ”Arrow Engineer Boots” が待望の再入荷しました。

 

 

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今季、ステアハイドをクロムとタンニンのコンビにてなめしたオリジナルレザーをこのブーツ専用に製作しました。
 

 
顔料染めと染料染めを繰り返した独自のステアハイドは、耐久性を保ちながら下地の茶色が顔を出すヴィンテージさながらの経年変化も魅力です。

 

 

 

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流れるような美しいシャープなシルエットは、ワークとドレス双方の要素が存在します。

 

金型製作した鉄バックルにニッケルメッキを施したプレスローラー式。

アールに沿った工業製品然とした雰囲気が、ワークブーツのハードウエアにはピッタリです。

 

ミッドソールにオイルベンズを使用し、ヒールは斜めに4段積み上げています。

 

 

 

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アウトソールは、前後分かれたセパレート仕様で、グリップの良いビルトライトを装着。

 

ソール交換、ヒール交換といったアフターメンテナンスも当社が窓口となりお受けいたしますので、ご安心ください。

 

 

 

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私はウエスコ等のUSブーツで9 1/2、ARROW ENGINEER も9 1/2を選択しています。

 

穿き込み後はレザーに伸びがあるので、トゥがシャープなDワイズだからといって、1サイズオーバーをチョイスする必要はありません。

 

フィッティングの核となるのが土踏まず部分の内甲。極限まで吊り込みを追求し、類い稀なフィッティングを約束します。

 

 

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TROPHYのダートデニムとこれ以上、相性の良いエンジニアブーツは無いでしょう。

 

 

 

 

生産を請け負って頂いた靴工場にも足を運び、製造の現場を見ました。

 

当然の如く、衣類作りの縫製現場とは異なるミシンと道具類。

革の匂いが立ち込め、重厚感のあるミシンとそれを操る職人が作業する空間。

 

 

嫌いなハズがありません。

 

 

そして偶然か必然か、ブーツを手掛けて頂いている靴工場の担当の方も旧いバイク乗り。

 

作り手の顔が見えるモノ。

 

我々のモノ作りは、こういう所が重要だと常々思っています。

 

 

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年齢を重ね、沢山のモノを所有していくとスタンダードの良さが分かってきますよね。

時代の空気を纏い変化しながらも、大筋を変えずして存在する。

 

この先もリリースを続けたい。

そんな一足に仕上がりました。

 

 

“Arrow Engineer Boots”

 

 

 

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Egawa